Linuxだったらdiffでファイル間の差分を確認しますが、Windowsではどうやって差分を確認するの?ということで、大好きなサクラエディタを使って、ファイルの差分を発見する方法について探しました!
「diff.exe」のインストールまで
まずは、「patch-diff-w32.zip」をダウンロードしてきます。
以下のページの一番下にある「W32 utilities」というリンクをクリックすると、ディレクトリが表示されるので、そこから「patch-diff-w32.zip」をダウンロードして下さい。
W32TeX TeX Live 2013 Kpathsearch 6.2.0/dev
ダウンロードが終わったら、解凍して、解凍したもののうち「diff.exe」だけを「sakura.exe」と同じフォルダに入れます。
これでインストールはおしまいです。インストールって呼べるのかすらわからないくらい簡単ですね(笑)
タイプ別設定のカラーの変更
上の手順で既にDIFF差分表示は利用可能になっているんですが、これだけだと使用した際に、差分になっている行がわかりにくいので、カラーの設定をします。
サクラエディタの上部メニューで「設定」>「タイプ別設定」を選択します。
「カラー」タブを選択して、「色指定」の下の方を見ます。
そうすると、「DIFF差分表示(追加)」「DIFF差分表示(変更)」「DIFF差分表示(削除)」の3つが見つかります。
ここの背景色を変えて、先頭にチェックを付けてあげればOKです。あとは設定を「OK」で閉じるだけ!!
DIFF差分表示
これで設定が全部終わったので、実際に差分検索をやってみます。
サクラエディタの上部メニューで「検索」>「DIFF差分表示」を選択します。
あとは検索条件を指定して、「OK」を押せば、差分を見つけて、差分の行を色を変えて表示してくれます!
補足
差分があった行の行番号の色が変わると同時に、行番号の左側に「+」「!」などの文字が表示されます。これらの意味は以下の通りみたいです。
・「+」 追加 その行が編集中ファイルに存在しますが、相手ファイルには存在しません。
・「!」 変更 その行が編集中ファイルと相手ファイルで異なります。その行の前後が含まれる場合もあります。
・「↑」 削除 その行と前の行の間に相手ファイルには存在しますが、編集中ファイルに存在しない行があります。
・「↓」 削除 その行の次に相手ファイルには存在しますが、編集中ファイルに存在しない行があります。EOF以降となります。